AIカンパニーの育て方URACHIKA 39
勉強会㊴ 2026年9月13日(日)21:30〜23:00 講師: 園長 約90分(講義60分+Q&A30分 目安)
🧰 キットの導入は先に済ませておく 🐣 全レベル対象(🌟〜🌟🌟🌟🌟🌟)

AIカンパニーの育て方

建てた会社を、1日1件の仕事で育てる

前回の勉強会でAIカンパニーを建て、キットも配りました。でも「建てたあと、何をさせればいいか分からない」で止まっている人が多い。園長も最初は同じところで悩みました。いまは毎日1件の仕事で会社が回っています。今夜はそのやり方を、復習も兼ねて話します。

この90分で持ち帰るもの

  1. 育てる=「頼む→納品→一言返す→焼き込む」を毎日1回まわすことと理解し、今週の発注3件を書く
  2. セッションを切っても会社はファイルに残ると分かり、切り時と再開の一言を持ち帰る
  3. 記憶の3つの置き場と反映のしかたを知り、「次回も」+手順書に書いてが言える
  4. 社員を増やす・畳む判断基準を持ち、1人目を育てきってから次に進む
  5. 報告先とチェックは「自分が読む量」で設計すると分かる
  6. Claude Code と Codex、他のBrainと共存させる CLAUDE.md の書き方を知る
  7. 今週やる宿題3つを持ち帰る
図00今夜の地図
建てる・頼む・返す・焼き込む・増やすの5つの駅をたどる、今夜の地図の図解

図: 今夜の地図。建てる → 頼む → 返す → 焼き込む → 増やす。今夜は2〜4を毎日まわす話が中心です。

要点03先に結論

迷ったらここに戻る

要点まとめ

今夜の90分は、この3行につながっています。質問①②③への答えも、全部ここから出てきます。

1

話しかけない会社は、何人いても育たない

会社は待っていても働きません。育てるとは「頼む → 納品 → 一言返す → 手順書に焼き込む」を毎日1回まわすこと。完璧な発注書より、毎日の1行です。

2

セッションは道具、会社はファイル

切っても MEMORY.md・SKILL.md・育成ログは残ります。仕事が1つ終わるたびに切ってよく、再開は「MEMORY.md を読んで続きをやって」の一言。

3

増やす前に、1人目を育てきる

雇う前チェック3つが揃うまで増やさない。動いていない社員は凍結し、報告は「自分が読める量」だけにします。園長もそこから始めて、いまの形になりました。

質問03今夜の出発点

目安 3分メンバーの声から

前回のおさらいと、今夜の3つの質問

前回(勉強会㉕・2026年7月26日)の芯を1行ずつ思い出してから、メンバーから届いた3つの質問に入ります。質問は匿名で要旨だけをまとめています。

記憶を読んで働く

AI社員は「会社の記憶」を読んで働きます。優秀なモデルを選ぶ話ではなく、読ませる記憶を置く話でした。

実体はフォルダとMarkdown

会社の実体は MEMORY.md / SKILL.md / 発注箱 / 納品棚。開けば中身が見えるただのファイルです。

検査は機械、採用は社長

検査(フォルダ構造や必須項目)は機械で、採用(成果物がよいか)は社長が決める。検査合格=採用ではありません。

キットの中身をもう一度(v2 は今夜配布)

1部署1社員first-staff 発注箱06-todo 納品棚output 検品tools/check.mjs

キット v2 を配布中です。初めての人は新規版ZIP、前のキットで会社を作った人は更新版ZIP(今の社員・知識・成果物・仕事台帳を残したまま、運用ルールだけ更新します)。すでに会社がある人は、新規版を上書きしないでください。

同梱の2週間ロードマップは、そのまま今夜の順番と重なります。

  1. 1〜3日目: 1人目を育てる
  2. 4日目〜1週間: NOTE と BACKLOG を使い始める
  3. 2週目: 2人目を雇う
  4. 慣れてきたら: 教訓ノートと検品
まだ入れていない人も、今夜の話はそのまま聞けます。導入は3ステップだけ: ① ZIPを解凍する ② そのフォルダを開く ③「START-HERE.md を読んで、会社を建てて」と言う。「node が無い」と言われたら、配布スレッドに1行書いてください。
1質問①
キットを入れて会社を建てたけど、社員の育成が全然できていない。何をさせたらいいんだろう、で止まっている
2質問②
会社を始めたセッションを使い続けないといけない? 新しいセッションで会社が育ち続けるのか分からない。どこで切ればいいのか、いつも分からなくなる
3質問③
めっちゃ使っているけど社員が2人しかいない。他のBrain(AI秘書)と競合しないか、CLAUDE.md にどう書けば両方動く?
🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • なぜ「育て方」を今やるのか — 園長自身も同じところで止まった
v1→v205変わった5つ

目安 5分今夜配布

キット v1 から v2 で変わったこと

前回配ったキット v1 は「会社を建てる」まででした。v2 は建てたあと、社員1人に仕事を頼んで、直して、次に引き継ぐまでを練習できる形にしました。

🎁 どちらのZIPを取るか

初めての人 → 新規版ZIP。v1 で会社を作った人 → 更新版ZIP(いまの社員・知識・成果物・仕事台帳を残したまま、運用ルールだけ取り込みます)。すでに会社がある人は、新規版を上書きしないでください。

図11v1 → v2 で変わった5つ
入口・返事・手順への反映・記録と検査・引継ぎの5つが、キット v1 から v2 でどう変わったかを並べた図解

図: キット v1 から v2 で変わった5つ。今の会社は消さずに更新版で取り込める。

キット v1 と v2 の違い5点
変わったところv1v2
① 入口「かいしゃを建てて」のウィザードで開業までSTART-HERE.md(+ONBOARDING.md)で、開業から最初の1件を頼んで採用するまで案内
② 返事一言コメント(いいねでもOK)を育成ログへFEEDBACK.md に「採用/ここを直す/今回は見送り」を文字で記録。👍は見ただけ。「次回も」は預かり札
③ 手順への反映同じ学びが3回たまったら手順書へ「次回も」と付ければ1回目から記録。記録 → 手順へ反映 → 次の仕事で確認、を分ける(回数で自動昇格しない)
④ 記録と検査tools/check.mjs(フォルダ構造の検査)だけtools/work.mjs で仕事IDと版を残す(Node が無くても Markdown の手順で同じことができます)。検査合格と採用は別
⑤ 引継ぎClaude Code だけHANDOFF.md(AIやPCを切り替える時の引継ぎ書式)、AGENTS.md(Codex の入口)、OPENCLAW.md。どのAIから入っても同じ手順

更新版ZIP は、この5つの運用ルールだけを今の会社に足します。

v2 で追加で入ったもの

KNOWLEDGE.md

資料は1〜3件からでOK。索引に出典・確認日・使う仕事を残す形にしました。

DISCORD.md と ADVISORS.md

Discord の4つの置き場と、顧問の呼び方の設計書です(設定は任意・別途)。

はじめに.html と練習1件

ZIP を開いたら読む案内ページ(v1 には無し)。練習は架空の読書会の案内文を1往復(NEXT-WORK.md)。

Discord の自動受付・顧問の自動回答・操作室・毎朝の起動は、v2 にも入っていません(使うには別途の設定・実装が必要です)。キットの受取と、AIサービスの利用料は別です。
🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • v1 で止まった人の声と、v2 で何を足したか
第1章01止まる正体

目安 8分質問①に答える

「建てたけど、何を頼めばいいか分からない」の正体

止まっている会社に共通しているのは、社員の不出来ではありません。発注が0件なことです。社員は「発注」が来て初めて動きます。

会社を建てた直後は、フォルダも社員も検品もそろっています。それでも何も起きないのは、郵便受け(発注箱)が空っぽだからです。逆に言えば、1行の発注さえ入れば、そこから先はキットが用意した流れに乗ります。

そして「何をさせればいいか分からない」の正体は、多くの場合頼む仕事の在庫が無いことです。だから最初にやるのは発注ではなく、在庫づくりです。

0日目: 仕事の在庫を作る

先週、自分の手でやった作業を3つ書き出し、来週もやるものを1つ選ぶ。それが1人目の担当になります。ゼロから考えるのではなく、すでに自分がやっている仕事から選ぶのがコツです。

  • 3つ書き出す(思い出せるものでよい)
  • そのうち「来週もやる」ものを1つ選ぶ
  • 選んだ1つを、社員の「任せる仕事」に入れてもらう

例プロンプト

先週やった作業を3つ言うから、来週もやるやつを1つ選んで、この社員の担当にして
図01会社が動く最小のループ
発注・納品・採用かここを直す・次回もで手順書へ、の4つが円環でつながる会社が動く最小のループの図解

図: 発注 → 納品 → 「採用」か「ここを直す」 → 「次回も」で手順書へ。この4つが1周して、初めて会社は「動いた」と言えます。

1

発注

頼みたい仕事を1行で。長い依頼書は要りません。まず「何を」だけでも置きます。

2

納品

社員が output に成果物を置きます。場所が決まっているので、探さなくて済みます。

3

一言

「採用」か「ここを直す」。この一言が育成ログに積まれて、次の仕事の質が変わります。

4

焼き込み

「次回も」と付けて手順書に足す。同じ指摘を二度言わなくて済むようになります。

最初の発注に迷ったら(候補)

どれも「今日中に終わる大きさ」です。正解は1つではないので、当てはまるものから1つ選んでください。

  • 毎日やっている面倒な作業を1つ、肩代わりしてもらう
  • 昨日のチャット履歴の要約をつくってもらう
  • 来週の投稿ネタを3案出してもらう
  • 自分の手順を聞き取って、手順書にしてもらう
  • 読んだ記事の要点を3つにまとめてもらう
💡 キットの README にある一言

「MEMORY.md を読んで、この会社の次の一歩を提案して」— 何を頼むか本当に決まらない日は、これを社員に投げるところから始められます。会社の記憶を読んだうえで提案が返ってくるので、そこから1件選べば発注になります。

🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • 発注箱に発注が来ていなかった園長の会社
第2章02いまの回し方

目安 10分いまの回し方

園長の会社はいまこう回っている — 最初につまずいた3つと、その直し方

園長も最初は「建てたけど、何をさせればいいか分からない」で止まりました。いまは毎日の仕事のなかで会社が回っています。ここではいまの回し方と、そこにたどり着くまでに直した3つを見せます。

図02最初の悩み → いまの回し方
社員を先に増やした・報告を全部流した・一言が次に戻らなかったの3つを、いまの回し方に直した前後で並べた図解

図: 園長も最初はここで悩みました。いまは毎日1件の仕事で回っています。

先に「いま」を見せます。難しい仕組みではなく、毎日の仕事のなかに会社が入っているだけです。

いまの回し方(2026年9月13日時点)

毎朝の便が4本、毎日届く

Threads朝刊・X朝刊・音声台本・AIニュース。朝起きたら、その日のぶんができています【実装済み】。

棚は4つ、鳴るのは1つ

園長へ/成果物と下書き/顧問に相談/会社日誌。通知が鳴るのは「園長へ」だけ【実装済み】。

朝の1通は4項目

今日判断が要る件数/確認待ち/失敗・要確認/続きを見る場所。1分で読み終わります【実装済み・園長の環境】。

手元に操作室がある

園長のPCの中だけで開く画面で、仕事・判断・改善の履歴を1画面で見られます【実装済み・園長の環境】。

顧問に相談すると所見が返る

Discordの「顧問に相談」へ書くと、園長のPCでClaude Codeが回答を作り、同じチャンネルへ返します。園長専用の追加機能で、配布キットには含まれません。 仕組みと使い方を見る

普段の会話で頼んで、一言返す

頼む → 成果物に「採用/ここを直す/今回は見送り」 → 次回に反映。この往復が最後まで通る形になりました【実装済み】。

どのAIから入っても、同じ受付箱を読む【実装済み】

最初につまずいた3つと、その直し方

① 社員を先に増やした

やってほしいことより先に人数を増やすと、頼む仕事が追いつきません。
→ いまは、毎日くり返している仕事がある担当から1人ずつ。

② 報告を全部流した

ぜんぶ通知にすると1日およそ25通になり、読めなくなります。園長も最初にここで気づきました。
→ いまは、鳴るのは「園長へ」の棚だけ。

③ 一言が次に戻らなかった

感想を言っても、次の仕事に反映される道がありませんでした。
→ いまは「採用/ここを直す/今回は見送り」の3語が、そのまま次回に返ってくる。

キットには入っていません: 操作室・自動で返る顧問・毎朝の通知は、園長の環境で実装したものです(使うには別途の設定・実装が必要)。キットで今日から回せるのは「頼む → 納品 → 採用かここを直す → 次回もで手順書へ」の部分です。
次にやること: 便が途中で止まった時の検知/同じ日に同じ題の重複を自動で捨てる/顧問の資料の鮮度の自動確認/2台目のPCでの動作確認。どれも、いま動いているものの上に足していく部分です【次にやる】。

うちの会社の健康診断

当てはまるものにチェックを入れて「診断する」を押してください。判定は当てはめの目安です。結果は1行でコピーできるので、そのままチャットに貼れます。

🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • 最初に報告を全部流して読めなくなった話と、鳴るのを1つにした話
  • Claude Code と Codex の両方から、同じ会社に入るようにした話
第3章03育て方の型

目安 10分質問①に答える

育て方の型: 1日1件・3行の発注・一言の返事

ここから先は「型」です。断定ではなく、今日から試せる形にしてあります。当日の園長の話で更新される前提で見てください。

図03発注は3行、返事は一言
左に3行の発注カード、右に採用・ここを直す・今回は見送りの3つの返事を並べた図解

図: 発注は3行(何を/いつまでに/どこに)、返事は「採用/ここを直す/今回は見送り」。完璧な発注書より、毎日の1行。

発注に必要なのは「何を」「いつまでに」「どこに」の3行だけです。これ以上書こうとすると、書けない日が出てきて発注そのものが止まります。3行で足りない情報は、社員から質問が返ってくるので、そこで足せば十分です。

A発注の3行(そのままコピーして使う)

置き換え説明: <会社フォルダ> は自分の会社の場所に、<ほしい成果物を1行で。…> <例: 今日中> <例: output/ に日付つきファイルで> は自分の仕事に書き換えてください。

<会社フォルダ>/MEMORY.md を読んでから、次の仕事を first-staff にお願いします。

# 発注
- 何を: <ほしい成果物を1行で。例: 昨日のチャット履歴の要点を3つにまとめたメモ>
- いつまでに: <例: 今日中>
- どこに: <例: output/ に日付つきファイルで>

納品したら、ファイルの場所を1行で教えてください。

返事の一言は3種類だけ(効く範囲が違う)

「採用」=この形でよい

この形でよい、という採用の合図です。そのまま続けてもらいます。返さないことが一番効きません。

「次は〜」=今回だけ直す

1点だけ、今回のぶんを直す合図。「次は結論を先頭に」のように具体的に1つ。育成ログに1行残ります。

「次回も」+手順書に書いて=次回からずっと

恒久ルールにする合図。SKILL.md に行が増え、次から言わなくて済みます。これが「育った」の正体です。

📗 キットの README の約束と、ひとつの注意

「納品には必ず一言コメント」。キットにはもともとこの1行が書いてあります。育成ログは、この一言がないと積まれません。

ただし感想だけでは次に効きません。「いいね」「助かる」は言ってかまいませんが、それは感想であって記録される判断ではありません。判断は「採用/ここを直す/今回は見送り」の語で返してください。

迷ったら、この一言(3本)

朝・納品直後・週末の3本だけ覚える

① 朝、今日の1件を決める

MEMORY.mdと担当社員の育成ログを読んで、今日の1件を提案して

② 納品を受け取った直後に1行返す

採用。次回からは結論を3行目までに

③ 週末、焼き込む方針を1つ出させる

今週の育成ログを読んで、手順書に焼き込むべき方針を1つ提案して
効かない一言

まとめて5点・感想だけ

  • 「なんか違う」「いまいち」— 何を直せばいいか分からない
  • 5点まとめて指摘 — 次の納品でどれも中途半端になる
  • 黙って自分で直す — 記憶に何も残らない
効く一言

1点だけ・具体的

  • 「結論を先頭に」— 直す場所が1つに決まる
  • 「採用。この長さで」— 続けてよい形が固定される
  • 「次回も、結論を先頭に」— 次から言わなくて済む

1日の型(目安・園長の会社では、判断を文字で返す仕組みで回しています【実装済み】)

  • 朝発注を1行(1分)。迷ったら「次の一歩を提案して」でもよい
  • 仕事中「社員に頼む」「自分でやる」を意識して分ける
  • 夜納品に「採用」か「ここを直す」を返す(1分)
  • 週1回「それ手順書に」を1回。SKILL.md が1行増えたか見る
🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • 一言コメントが育成ログに積まれて、次の仕事から変わった実例(あれば)
第4章04セッション

目安 7分質問②に答える

セッションを切っても、会社は残る

「会社を始めたセッションを使い続けないといけないのでは」という不安への答えです。結論から言うと、切って大丈夫です。

図04セッションを切っても会社は残る
チャットを閉じても棚のファイルが残っていることを質問と答えの往復で示した図解

図: 会社の記憶はファイルにあります。セッションは、それを読む道具です。

会社の記憶は MEMORY.md / SKILL.md / knowledge / growth-log / output というファイルに入っています。セッションはそれを読むための道具で、記憶の本体ではありません。だから新しいセッションでも、会社は続きから育ちます。

1仕事1セッション

  • 納品 → 一言 → 記帳が終わったら切ってよい
  • 長くても数時間を目安に
  • 別の仕事に移るとき/会話が重く感じたとき

切る前の1行だけ

迷ったら「今の仕事は記帳まで終わった?」と聞いて、終わっていれば切る。納品前なら「ここまでを output に置いて」と言ってから切れば、成果はファイルに残ります。

今の仕事は記帳まで終わった? 終わってたら「切ってOK」と言って

再開は一言でよい

次のブロックBを新しいセッションに貼るだけ。会社の記憶を読んでから、未完の発注を拾ってくれます。

B新しいセッションで会社を再開する一言

置き換え説明: <会社フォルダ> を自分の会社の場所に書き換えてください。

<会社フォルダ>/MEMORY.md を読んで、この会社の続きをやってください。
未完の発注が 06-todo にあればそれを優先し、無ければ「次の一歩」を1つ提案してください。

「育っていないように見える」時の確認3点

  • SKILL.md に行が増えているか — 増えていれば、手順が育っています
  • growth-log に一言が積まれているか — 積まれていなければ、返事をしていません
  • output に納品が並んでいるか — 並んでいなければ、発注が届いていません
3つとも増えていないときに足りていないのは、たいていセッションの長さではなく「焼き込み」です。切り方を工夫する前に、一言を返すところから戻してください。
⚠️ ひとつだけ注意: 同時に2台から書かない

PCとMacなど、同時に2台から同じ会社フォルダに書かないでください。同じファイルの取り合いになって、記録が二重になることがあります(園長も最初に経験しました)。使うのは1台ずつ、が安全です。

🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • 園長が毎日切っている理由(1タスク1セッション)
第5章05記憶の置き場

目安 8分育つ=記憶が増える

記憶を育てる — 3つの置き場と、手順への反映

「育てる」を具体的に言うと、記憶が増えることです。置き場が3つあり、それぞれ役割が違います。

図05会社の記憶は3つの置き場
手順書・参考資料・育成ログの3つの置き場と、次回もと付けた希望が手順書に反映される流れを示した図解

図: 手順書・参考資料・育成ログ。「次回も」と付けた希望は1回目から預かり札として記録されます。

① SKILL.md(手順書)

社員の手順書。「ずっとこうしてほしい」を書く場所です。一言の指摘がここに入ると、次から言わなくて済みます。

② knowledge/(参考資料)

資料の置き場。ファイルを足したら _INDEX.md に1行足すのが約束です。目次に無い資料は使われません。

③ growth-log.md(育成ログ)

一言コメントの記録。ここが空のままなら、育成は始まっていません。返事のたびに1行ずつ積まれます。

⬆️ 記録 → 手順へ反映 → 次の仕事で確認

「次回も」と付けた希望は、1回目から預かり札として記録されます。手順書に入れるのは、社長(あなた)が確認してから。記録 → 手順へ反映 → 次の仕事で確認、の3つを分けて考えてください。「何回たまったら」という回数は目安であって、自動で手順書に入る条件ではありません。

記憶が増えると、頼み方が短くなります。最初は3行の発注が必要でも、手順書とログが育つと「いつもの」で通るようになる。ここまで来ると、1日1件の発注が1分で終わります。

注意: 記憶は「置いただけ」では育たない(園長の会社の教訓)

置き場を用意しただけでは、記憶は育ちません。焼き込む人の一言があって、初めて効きます。ログが増えても、読み返して手順書に移す一言が無ければ、次の仕事は変わらないからです(園長の実感です)。逆に言えば、一言さえ返していれば、置き場は3つで足ります。

🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • knowledge に置いたのに使われなかった資料の話
第6章06増やす・畳む

目安 7分質問③に答える

社員を増やす・畳む判断

「社員が2人しかいない」は、問題ではないかもしれません。増やす前に、1人目を育てきるのが先です。園長も最初は一気に増やして手が回らなくなり、いまは毎日の仕事がある担当から1人ずつにしています。

図06雇う前チェック3つ
雇う前チェック3つと、揃わなければ雇わずそのまま頼む判断を示した図解

図: 雇う前チェック3つ。揃うまでは雇わず、そのまま頼みます。

雇う前チェック3つ

3つ揃った時だけ、社員にする

  • ① 同じ種類の仕事を3回頼んだ
  • ② その納品にコメントを3回返した
  • ③ その仕事の資料が knowledge/ にある

揃うまでは雇わずに、そのまま頼む。単発・思いつき・「あったら便利」では雇いません。

畳む(凍結)

30日で output 0 かつ 育成ログ0行 なら凍結(型)

  • 社員フォルダを review/frozen-hires/ へ移す
  • 削除はしない — 記憶は残しておく
  • 解凍の条件は「同種の依頼が3回来たら」

園長も最初は一気に増やして手が回らなくなりました。いまは毎日の仕事がある担当から1人ずつにしています。

例プロンプト(雇う前に自分で確認する)
この仕事、同じ種類で3回頼んでコメント3回返した? まだなら社員は増やさずそのまま頼んで

会社を大きくする順番(型)

  • 11人目が育つ(手順書への焼き込みが1件できる)
  • 22人目を雇う(雇う前チェック3つが揃ってから)
  • 3記憶を入れる(knowledge に資料を置き、目次に足す)
  • ここまでで十分自動便・通知先・検品の増設は、いちばん最後の部品
園長の会社でも、自動便や通知先や検品は最後に付けた部品です。先に1人目を育てきってから足したほうが、結局は早く回り始めます。

顧問は「使う場面を3つ挙げられなければ置かない」

顧問は、相談する場面が決まってから置きます(園長の会社では、いまは相談すると自動で所見が返る形にしています【実装済み】)。キット段階では顧問は不要です。社員1人を育てきるのが先。

C社員を1人増やす一言 と 他のBrainと共存する3行

置き換え説明: <毎週くり返している仕事。…> は2人目に任せたい仕事、<会社フォルダ> は自分の会社の場所、<もう1つのBrainの名前> は併用しているBrainやAI秘書の呼び名に書き換えてください。後半3行は第8章で使います(プロジェクトの CLAUDE.md に足す部分です)。

# 社員を増やす
<毎週くり返している仕事。例: 週1回のニュースまとめ> の担当社員を増やしてください。
役割・参照資料・納品先を SKILL.md に書き、MEMORY.md の部署一覧にも1行足してください。

# 他のBrainと共存する(プロジェクトの CLAUDE.md に足す3行)
- 仕事の記憶と納品は <会社フォルダ> のAIカンパニーが担当。予定・相談は <もう1つのBrainの名前> が担当。
- 納品先・報告先が両方に書いてある時は、AIカンパニー側の指示を優先する。
- どちらに頼むべきか迷う仕事は、作業を始める前に「これはどちらに頼みますか?」と1回だけ聞く。

「社員が2人しかいない」への答え

2人で正しいです。社員の数は成果ではありません。園長も最初は一気に増やして手が回らなくなりました。数を増やすより、いまの2人に毎日1件の発注が届いているかを先に見てください。

雇う前チェック3つが揃うまでは、雇わずにそのまま頼む
🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • いま動いている担当に共通していること(毎日くり返す仕事だった)
第7章07報告先の設計

目安 8分園長が最初に通った道

報告先とチェックの設計 — 園長が最初に通った道

報告の量は、能力ではなく設計で決まります。全部を通知にすると読めなくなる — 園長も最初にここで気づいて、鳴る棚を1つに絞りました。

図07報告先 Before / After
全部の棚が鳴って1日およそ25通で読めなくなるBeforeと、4つの棚を役割で名前付けし鳴るのは園長への棚だけにしたAfterを並べた図解

図: 報告先 Before / After。全部の棚が鳴ると読めなくなる。いまは棚は4つのまま役割の名前に付け替え、鳴るのは園長への棚だけです【実装済み】。

Before(園長の会社)

4チャンネル・全報告にメンション

  • 4つの棚に全部流し、どれも通知が鳴る
  • 全部の報告にメンションを付けた
  • 1日およそ25通になり、読めなくなる
  • コピペ用の下書きまで通知に混ざる
  • 同じ日に同じ題が二重に届く
After(2026年9月13日 昼に切替済み)

4つの棚はそのまま、名前と役割を付け替える

  • 🔔園長へ: 判断が要るものだけ(発注・警報・毎朝の1通)。メンションはここだけ【実装済み】
  • 📦成果物と下書き: 納品物へのリンクと、コピペ用の下書き。読む場所ではなく、取りに行く場所【実装済み】
  • ⚖️顧問に相談: 顧問への相談と所見の往復。園長が見るのは相談した時だけ【実装済み】
  • 📒会社日誌: 情報・週次の記録。園長は読まなくてよい【実装済み】
  • 同じ日に同じ題は2回目を捨てる【次にやる】(朝の1通は、同じ日に2回送らない仕組みができています)
  • 通知は1日1〜3通に収める【次にやる】

園長の運用例:Discordの相談に、誰が答えている?

回答を作るのは、園長のPCに入っているClaude Codeです。 受付プログラムが相談ごとにClaude Codeを裏で起動し、担当顧問の手順書と知識を渡します。今開いているチャットへ送る方式ではありません。

  1. 相談する:園長がDiscordの「顧問に相談」へ新しいメッセージを書く。メンションは不要です。操作室の「顧問に相談」からも送れます。
  2. 受付が返る:「顧問への相談を受け付けました」は受付の確認です。この時点では、まだ顧問の回答ではありません。
  3. Claude Codeが考える:相談内容と、選ばれた顧問の資料を読み、理由や提案を含む回答を作ります。
  4. 回答が届く:受付プログラムが同じDiscordチャンネルへ回答を返し、操作室にも全文と履歴を残します。
  5. 園長が判断する:回答への返信で「採用」「ここを直す:具体的な点」「今回は見送り」を伝えます。採用と、提案の実行完了は別です。

知っておきたい範囲:顧問は渡された資料から答えます。この回答処理では外部検索を使わないため、最近買ったBrainや最新の価格を必ず把握しているわけではありません。資料が足りなければ、商品概要などの確認が必要です。動作には園長のPCと受付サービスの稼働が必要です。

参加者のV1・V2:このDiscord受付・自動回答・操作室は同梱していません。参加者は会社フォルダをClaude Code/Codexで開き、保存した担当者の手順と資料を読ませて、チャットから依頼・相談します。

朝の1通は4項目だけ【実装済み】

  • ① 今日、判断が要る件数
  • ② 提出済みで確認待ちの件数
  • ③ 失敗・要確認の件数
  • ④ 続きを見る場所(園長のPCの中だけで開く画面)

毎朝07:00に🔔園長へ1通。同じ日に2回は送りません。「昨日の便が届いたか」の自動判定は【次にやる】です。

園長の返しは文字で3つ【実装済み】

  • 採用この形でよい
  • ここを直す +一言この成果物を直して再提出
  • 今回は見送り記録だけ残す

👍は「見た」の印だけで、記録には残りません(同じ意味の言い方も通ります)。「次回も」と付けると改善指示として預かります(手順書への反映は園長が確認してから【次にやる】)。

報告の種類ごとの、Before と After(型)の流し先
報告の種類Before(園長の会社)After(実装済み/予定の札つき)
発注の承認・警報4チャンネルのどれか+メンション🔔園長へ(メンションはここだけ)【実装済み】
毎朝の自動便4役ぶんを個別に投稿🔔園長へ に07:00の1通(4項目)だけ【実装済み】
コピペ用の下書き本文まで通知に混ざる📦成果物と下書き(取りに行く場所・通知なし)【実装済み】
納品納品の棚+メンション📦成果物と下書き【実装済み】
顧問の所見顧問の棚+メンション⚖️顧問に相談(相談した時だけ見る)【実装済み】
情報・週次システムの棚+メンション📒会社日誌(園長は読まなくてよい)【実装済み】
同じ日に同じ題そのまま二重に届く2回目を捨てる【次にやる】
園長の返し読み切れず返せない文字で「採用/ここを直す/今回は見送り」+一言【実装済み】(👍は見ただけ)
園長の返事の入口入口が決まっていないDiscordの返信・園長のPCの中だけで開く画面・会社フォルダのコマンドの3か所から同じ台帳に入る【実装済み】

Before は園長が最初に通った形、After はいまの形です。【実装済み】は動いているもの、【次にやる】はこれから足すものです。当日の園長の話で更新されます。

📐 設計の原則(型)

報告の量は「自分が毎日読める量」から逆算します。目安は、通知が1日1〜3通【次にやる】。読んだら文字で一言返す(採用/ここを直す/今回は見送り)。返せない量になっているなら、能力ではなく報告先の設計が間違っています。

キットを入れた人向けの最小版

Discord は要りません。納品棚(output)と「今日の一言」だけで足ります。慣れて自動便を作るときに、初めて通知先を1つ作れば十分です。園長は先に通知先を4つ作ってしまい、読めなくなりました(いまは4つの棚に役割を付け直し、鳴るのは1つだけにしました【実装済み】)。なお操作室・自動で返る顧問・毎朝の通知は園長の環境で実装したもので、キットには入っていません(使うには別途の設定・実装が必要です)。

🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • 4チャンネルにした理由と、使いにくかった理由
  • 4つの棚に役割を付け直した話と、顧問への相談を「相談→所見→ここを直す→再回答→採用」まで通した話【実装済み】
第8章08入口と共存

目安 5分質問③に答える

Claude Code と Codex、両方から同じ会社に入る/他のBrainと共存する

「他のBrainやAI秘書を入れていて競合しないか」「CLAUDE.md にどう書けば両方動くか」への答えです。

図08入口は CLAUDE.md の数行
どの入口から作業を始めても CLAUDE.md の数行で会社に成果が流れることを示した図解

図: 会社に「出勤」させる入口は、プロジェクトの CLAUDE.md(Codex なら AGENTS.md)の数行です。

会社フォルダの外で作業していても、プロジェクトの CLAUDE.md(Codex なら AGENTS.md)に「仕事を始める前に <会社フォルダ>/MEMORY.md を読み、納品は output に置く」の数行があれば、成果は会社に流れます。

園長の教訓: ルールではなく、入口が足りなかった

入口が会社フォルダにしか無いと、外で作った成果は会社に残りません。ルールが守られないのではなく、入口が足りないだけです。園長も最初はこれで気づいて、いまは Claude Code でも Codex でも、どのAIから入っても同じ受付箱を読む形にしました【実装済み】。

他のBrain・AI秘書との共存

まず前提として、CLAUDE.md は2種類あります。どちらも読まれます。

① 全体用

Windows は C:\Users\<名前>\.claude\CLAUDE.md、Mac は ~/.claude/CLAUDE.md。秘書系のBrainが入るのはここです。

② フォルダ直下用

会社フォルダの中にある CLAUDE.md(=キットが置くもの)。会社の仕事は、会社フォルダを開いてやるのが基本です。

両方読まれるので、ふだんは会社フォルダを開くだけで足ります。秘書として振る舞ってしまって会社の仕事をしない、という症状が出た時だけ、全体用に1行足してください。「衝突しない」とは断言しません — 出た時に1行で寄せる、という考え方です。

症状が出た時だけ、全体用の CLAUDE.md に足す1行
AIカンパニーのフォルダを開いた時は、そのフォルダのCLAUDE.mdを優先して
園長の会社でも今週から、会社籍のプロジェクト(勉強会資料・ダッシュボードなど)の CLAUDE.md 先頭に、担当部署と社員を書いた1行を入れる予定です【次にやる】。会社の外で作業しても、どの社員の仕事かが分かるようにするためです。Claude Code・Codex・別のAI秘書が同じ受付箱を読む共通の手順は用意済みです【実装済み】。

コピペで使える「共存の3行」は、第6章のブロックCの後半に入れてあります(二重掲載しないよう、原文は第6章に1回だけ置いています)。

→ ブロックC「社員を増やす/共存の3行」へ
🧠 モデルの話

いま使っているモデルのままで大丈夫です。会社の育ちはモデルではなく、記憶と一言で決まります。会社はファイルに残っているので、途中でモデルを変えても続きから動きます。やり直しは不要です。どれが最適かは検証していないので断定しません。

🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • Codex にも同じ会社に出勤させて、名義をそろえるまでの話
質問07メンバーから

目安 7分匿名でまとめています

よくある質問(7問)

メンバーから届いた質問のうち、同じ内容が複数回きたものを7つにまとめました。答えはすべて「型」です。当日の園長の話が正になります。

Q1建てたけど、何をさせればいいか分からない

A発注書は要りません。先週あなたが手でやった作業を3つ書き出し、来週もやるものを1つ選んで、毎日同じ種類の仕事を1件頼みます。園長の会社でいま動いている担当も、全員「毎朝の定型仕事」から始まりました。

MEMORY.mdと担当社員の育成ログを読んで、今日の1件を提案して

Q2セッションはいつ切ればいい? 新しいセッションで会社は育ち続ける?

A1仕事1セッション。納品 → 一言 → 記帳が終わったら切ってよく、長くても数時間が目安です。記憶はチャットではなくファイル(MEMORY.md・growth-log・SKILL.md)にあるので、次は同じフォルダを開けば続きから始まります。

今の仕事は記帳まで終わった? 終わってたら「切ってOK」と言って

Q3めっちゃ使っているのに、社員が2人しかいない

A2人で正しいです。園長も最初は一気に増やして手が回らなくなりました。雇う前チェック3つ(同じ種類を3回頼んだ/資料が knowledge/ にある/コメントを3回返した)が揃わなければ、雇わずにそのまま頼みます。

この仕事、同じ種類で3回頼んでコメント3回返した? まだなら社員は増やさずそのまま頼んで

Q4自走って、決めたことを寝ている間に動かすこと?

A違います。自走とは次に開いた時に、前回の資料とコメントを覚えていること。だから自分の過去成果物を3本 knowledge/ に入れ、納品には必ず一言返します。寝ている間の自動便は、園長の会社でも最後に作った部品で、いまは不要です。

knowledgeに入れた資料を目次に足して。次の仕事からそれを読んで

Q5CLAUDE.md はどこに保存されている? 他のAI秘書と一緒に使える?

A2種類あります。全体用(Windows は C:\Users\<名前>\.claude\CLAUDE.md/Mac は ~/.claude/CLAUDE.md)と、フォルダ直下用(このキット)。両方読まれるので、会社の仕事は会社フォルダを開いてやります。秘書として振る舞って会社の仕事をしない時だけ、全体用に1行足します。

AIカンパニーのフォルダを開いた時は、そのフォルダのCLAUDE.mdを優先して

Q6モデルはどれがベスト? ここまではやり直さなくていい?

Aやり直しは不要です。会社はファイルに残っているので、モデルを途中で変えても続きから動きます。どのモデルが最適かは、検証していないので断定しません。

MEMORY.mdを読んで、この会社の次の一歩を提案して

Q7ウラチカでキットをもらった、と言っていい?

A言ってOKです。納品が1本できた日に、すぐ 🎖️実績報告 に貼ってください(4週間待たなくて大丈夫)。守るのは1つだけ、output/ に取引先の実名・連絡先を書かないことです。

この納品を実績報告に貼りたい。個人情報が入ってないか確認して
🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • 同じ質問が何度も届いた2つと、その場で答えきれなかった理由
実演03画面で見せる

目安 10分当日ライブ

実演メニュー

当日は、この3つを実際の画面でやります。タブを切り替えると、それぞれの段取りと使うブロックが出ます。

実演① 「発注 → 納品 → 一言 → 焼き込み」を1周

段取り

  1. キットの会社を開く
  2. ブロックAで発注を出す
  3. 納品(output のファイル)を見る
  4. 「次は結論を先頭に」と一言返す
  5. 「次回も」と付けて手順書に反映する
  6. SKILL.md の差分を見せる

使う道具

発注の3行(ブロックA)を第3章に置いています。

→ ブロックA「発注の3行」へ
  • 見どころは最後の差分。1行増えるのが「育った」の実物です
ワーク03その場で書く

目安 5分今夜の持ち帰り

ワークシート「仕事の在庫と、1人目の担当」

ゼロから考えません。先週すでに自分の手でやった作業を3つ書き出し、そのうち来週もやる1つを選ぶだけです。選んだ1つが、1人目の担当になります。

思い出せるものでOK。うまく言葉にできなくてもかまいません

仕事でも、発信でも、家のことでもかまいません

「面倒だった」ものほど、社員に向いています

①〜③のうち、来週もやるものを1つだけ選んで書き写してください。これが最初の発注になります。

書けた人はチャットに貼ってください。
健康診断(第2章)の結果も1行でコピーできます。あわせて貼ると、今の状態と今週やることが1セットになります。→ うちの会社の健康診断へ
注意07先に断っておく

読み違えないために

注意・安全な言い方

この資料の前提と、書いていないことを先に置いておきます。

  1. 園長の会社のいまの形は 2026年9月13日 時点のものです。資料の【実装済み】は動いているもの、【次にやる】はこれから足すものです。園長のPCの中だけで開く画面(操作室)は Windows の1台で動きます。頼んだ仕事が自動で進む仕組みは、これからです。
  2. 収益・成果を保証するものではありません。会社が育つ速さは、発注と一言の回数で決まります。
  3. 他のBrain・AI秘書の名前や作者名は出しません。共存は「役割を1行ずつ書く」の型だけを扱います。
  4. Claude Code の料金・プラン・モデルについては断定しません。いま使っているもので進めてください。
  5. メンバーの声は匿名です。個人が特定できる言い方はしません。
  6. キットは無料です。Claude Code の利用料は各自の契約になります。
  7. 当日の園長の話が正です。資料と食い違ったら、園長の話を優先してください。
宿題03今週やる

今夜の持ち帰り

宿題(今週やる3つ)

3つとも、今週のうちに終わる大きさにしてあります。やった人は Discord に貼ってください。

1

今日: 仕事の在庫3つ→1つ選んで発注1件

先週やった作業を3つ書き出し、来週もやる1つを選ぶ。ブロックA(第3章)で1件出し、納品に「採用」か「ここを直す」を返すところまで。

2

今週: 「次回も」を1回付ける

言ったあとで SKILL.md を開き、1行増えているのを自分の目で確認します。

3

今週末: 健康診断の結果を貼る

第2章の健康診断を押して、「うちの会社: ◯◯(n/5)」を配布スレッドか勉強会チャットへ。

図094週間の育て方
0日目から4週目までの育て方の目安を並べた4週間の図解。3週目は次回もと付けた指摘を手順書へ

図: 4週間の育て方。3週目は「次回も」と付けた指摘を手順書へ。あくまで型なので、自分のペースで伸ばしてかまいません。

  • 0日目仕事の在庫を3つ書き出し、来週もやる1つを選ぶ
  • Week1毎日1件頼み、毎回1行返す(育成ログに7行たまる)
  • Week2過去の成果物3本を knowledge/ に入れて「目次に足して」。思いつきは NOTE.md へ
  • Week3「次回も」と付けた指摘を手順書へ(社長が確認して反映)。週末に焼き込み提案を1つもらう
  • Week4雇う前チェック3つ→2人目 or 雇わない。納品1本を実績報告に貼り、配布スレッドに1行
🧰 まだキットを入れていない人へ

やることは3ステップだけです。① ZIPを解凍する ② そのフォルダを開く ③「START-HERE.md を読んで、会社を建てて」と言う。もし「node が無い」と言われたら、配布スレッドに1行書いてください(その場で案内します)。

結論03今夜の答え

3行だけ持ち帰る

結論

今夜の90分を3行にすると、こうなります。

今夜の答え

  1. 話しかけない会社は、何人いても育たない — 頼む・返す・焼き込む、を毎日1回。
  2. セッションは道具、会社はファイル — 切ってよい。再開は「MEMORY.md を読んで続きをやって」の一言。
  3. 増やす前に、1人目を育てきる — 動いていない社員は凍結。報告は自分が読める量だけ。

今日、発注を1件だけ出す。

図10持ち帰る3つ
今夜持ち帰る3つの結論を3枚のカードで示した図解

図: 持ち帰る3つ。迷ったら、この3行に戻ってください。

出典04情報の元

この資料の元になった情報

出典

引用・エピソード・数値は、以下に書かれているものだけを使っています。

  1. 前回勉強会㉕「AIカンパニー」講義資料(2026年7月26日)
  2. キットAIカンパニースターターキット v1.0(2026年8月9日 配布・README の2週間ロードマップ)
  3. 現在の形園長の会社の現在の構成(2026年9月13日時点): 毎朝の便4本、4つの棚(園長へ/成果物と下書き/顧問に相談/会社日誌)、朝の1通、操作室、顧問への相談と所見、どのAIからでも同じ受付箱
  4. 声メンバーの声: ウラチカ Discord(2026年8月9日〜9月12日・匿名化して要旨のみ掲載)